営繕業務 building and repairs
屋根の防水 Roof waterproof
建物の長寿命化の鍵
屋根は常に直射日光、風雨にさらされる過酷な条件下に置かれており、老化や劣化しやすい箇所です。 また、屋根の状態によって、屋内の温度や防音性等、屋内の条件にも大きな影響を与えます。
保護塗料の退色
既存防水層のフクレ
既存防水層の減耗 補強布の暴露
既存防水層の減耗 補強布の暴露
既存防水層の剥離
ドレン廻り
定期的なメンテナンスによって建物の長寿命化を図る事をおすすめします。
たとえば屋根は建物の中でも最も苛酷な条件下におかれています。熱、紫外線、オゾン、酸、アルカリなどの化学的要因や下地挙動などの物理的要因など、様々な劣化外力が複雑に影響を及ぼし合い、経年劣化の進行により、ひび割れ、破断、ふくれ、減耗といった現象を起こし徐々に防水層が老化･劣化していきます。 また、同時に防水層に接している屋上の各部分、立上り部、笠木、排水溝、ドレン周辺なども同じように劣化が進行していきます。資産価値維持の最大の敵「漏水」に気づいた時には既に建物全体が大きなダメージを受けている可能性がほとんどです。「漏水発生→漏水を止める」ではなく、初期の段階で異常を発見し定期的なメンテナンスやケアによって建物の長寿命化を図る事をおすすめします。